インプラントの成功率は？
インプラント手術を受ける際、もっとも不安になるのが安全性です。術後の感染症や噛み合わせの悪さ、あるいは顎骨の下にある神経を痛めるといったトラブルが報告されており、不安に思い、二の足を踏んでしまう人も多いものです。
確かに、技術不足の医師による施術などトラブルを起こす要因はありますが、基本的にインプラント手術は非常に成功率の高い施術として知られています。
現在、インプラント治療にはさまざまな種類がありますが、その中でも、
最も普及し、高い評価を得ているのがブローネマルクインプラントです。
ブローネマルク教授によって生み出されたこの治療法はとくに高い成功率となっています。
術後１０年以上では成功率は９６％、５年以上になると９８％以上という非常に高い数字が報告されています。１９８３年から８５年にかけてのデータでは２０年間で上あご９０％、下あごで９２.３％という数字があります。
なお、ブローネマルク教授が初めて手術を行なった患者は４０年以上なんの異常もなく使い続けたそうです。
現在でも技術は着実に進歩しており、この成功率、残存率はさらに向上している状況です。
このように、インプラント手術は極めて高い成功率を誇るだけでなく、長期安定性にも優れた施術となっています。５年、１０年、あるいは２０年以上長持ちさせることも決して不可能ではありません。データ上からもこれだけ優れた成功率をはじき出しているインプラント手術。歯の悩みを抱えている人はやってみない手はないのではないでしょうか。
インプラント治療は科学です。科学だから誰がやっても成功するかというと、必ずしもそうはいきません。
インプラント治療の成功は、歯科医師の技術や考え方に大きく左右されるのです。さらに、インプラント体自体の性能にもばらつきがあります。
私達、患者がインプラントの科学を勉強する事は容易ではありませんが、最低限の知識を持って歯科医院の選択をすることは必要でしょう。 そんな思いから、出来上がったサイトが『インプラント成功ガイド』です。
インプラントの成功率は、歯科医院によるバラつきが、大きいといわれています。